雨のゴルフの後の手入れ|クラブ・シューズ・キャディバッグ・レインウェアを長持ちさせる方法
雨のラウンドを終えて家に着くと、もうクタクタ。キャディバッグは車に積んだまま、シューズはシューズケースに入れたまま、という人も多いのではないでしょうか。
でも、雨の日のあとに道具を放っておくと、アイアンのサビ、グリップの劣化、キャディバッグやシューズのカビにつながります。この記事では、雨のゴルフの後にやっておきたい手入れを、帰る前、帰宅後のクラブ、シューズ、キャディバッグ、レインウェアの順にまとめます。
0. ゴルフ場を出る前にできること
手入れは、帰る前から始められます。ゴルフのニュースサイトe!Golfの記事では、ロッカールームに置いてある新聞紙を丸めてシューズに入れておくと、帰宅後のケアが楽になると紹介されています。また、ゴルフ場の乾燥室では、お風呂に入っている間にレインウェア、帽子、グローブを乾かせます。ただし、シューズは乾燥室で乾かすことを多くのゴルフ場が禁止しているので注意しましょう(出典:e!Golf「雨ゴルフ後のアフターケアは道具の寿命を左右する大切なひと手間」)。
そして、道具は車に積みっぱなしにしないこと。車の中は高温になりやすく、クラブ、シューズ、キャディバッグに使われている接着剤や樹脂、ゴムを傷める原因になります(出典:KIMAMANASITE「ゴルフクラブ・ゴルフシューズ・キャディバッグの保管場所とメンテナンス方法」)。
1. クラブは「全部出して、拭いて、陰干し」
ラウンド後にゴルフ場のスタッフがクラブを拭いてくれることもありますが、雨の日はグリップやシャフトまで濡れています。帰宅したら、できるだけ早くキャディバッグからクラブを全部出しましょう(出典:いかぺいGOLF「雨ゴルフの後はしっかりお手入れ」)。
ヨネックスのFAQでは、乾いた布で水分をよく拭き取ったあと、ヘッドカバーを外して、風通しの良い場所で陰干しするよう案内しています。細かいお手入れは、クラブが完全に乾いてからで大丈夫です(出典:ヨネックス「FAQ ゴルフ」)。
- アイアン:濡れたまま放置するとサビの原因になります。ヘッドとシャフトの水分はしっかり拭き取りましょう(出典:e!Golf)
- フェースの溝:詰まった芝や土はブラシで取り除きます。そのまま次のラウンドを迎えると、スピンがかかりにくくなります(出典:同上)
- グリップ:濡れたままだと劣化が早まります。柔らかいタオルで水分を吸い取りましょう(出典:いかぺいGOLF)
床やヘッドを傷つけないよう、新聞紙やタオルを敷いた上で壁に立てかけておくと、一晩でしっかり乾きます(出典:同上)。
2. シューズは「中敷きを外して、紙を詰めて、陰干し」
雨で濡れたシューズは、まず乾いた布で水分と泥を拭き取ります。中敷き(インソール)を外し、中に新聞紙など吸水性のよい紙を詰めて、直射日光の当たらない風通しの良い場所で陰干ししましょう。スパイクの水気も忘れずに取ってください(出典:ブリヂストンゴルフ「シューズの正しいお手入れ方法」、ヨネックス)。
FootJoyでは、丸めた新聞紙を8〜10時間入れて水分を吸わせたあと、シューキーパーに入れ替えて形を整える方法を紹介しています(出典:FootJoy「Golf Shoe Care & Cleaning」)。
ドライヤーやストーブで乾かすのはNG
早く乾かしたくても、直射日光、ドライヤー、ストーブなどで強制的に乾かすと、シューズが縮んだり型崩れしたりすることがあります(出典:ミズノ「シューズ ご使用の注意点」)。熱は外側の素材やソールも傷めます(出典:FootJoy)。
乾いたあとは、素材に合わせて仕上げます。天然皮革ならクリーナーで汚れを落として靴クリームを、人工皮革なら固く絞った布で水拭きを。どちらも、仕上げに素材に合った防水スプレーをかけるのがおすすめとされています(出典:ヨネックス)。
3. キャディバッグは「ポケットを全部開けて乾かす」
意外と忘れがちなのがキャディバッグです。ラウンド中はカートのビニールで守られているので見た目は濡れていなくても、濡れたクラブを出し入れしているので中は湿っています。レッスンプロの山本昌夫氏は、そのまま放置すると中がカビだらけになるので、クラブを一度すべて出して、直射日光を避けて陰干しする必要があると話しています(出典:e!Golf)。
クラブを乾かしている間に、キャディバッグのファスナーやポケットを全部開けて、湿気を飛ばしましょう。グローブやヘッドカバーも、タオルで水分を取ってから室内の風通しの良い場所に吊るしておきます。革製品は日干しすると劣化が早まるので、陰干しが基本です(出典:いかぺいGOLF)。
4. レインウェアは「洗濯表示を見てから洗う」
レインウェアは、素材やメーカーによってお手入れの方法が違います。まず洗濯表示を確認して、それに従うのが大前提です。
たとえばGORE-TEXのウェアは、ファスナーを閉めて、少なめの液体洗剤と40℃以下のぬるま湯で洗い、すすぎは通常の2倍が目安です。粉末洗剤、漂白剤、柔軟剤は使いません。乾いたら乾燥機の温風で20分、またはあて布をして低温でアイロンをかけると、撥水性の回復に役立つとされています(出典:GORE-TEX「アウターウェアのお手入れ」)。
一方で、ブリヂストンゴルフのレインウェアは、30℃までの洗剤液で手洗いし、洗濯機や脱水機は使わないよう案内しています。防水スプレーはかえって生地の機能を下げるので避けるように、とも書かれています(出典:ブリヂストンゴルフ「レインウェアのお手入れ方法、ご注意」)。同じ「レインウェア」でも正反対の注意があるので、自分のウェアのタグとメーカーの案内を必ず確認しましょう。
保管するときは、キャディバッグに入れたまま車のトランクに置きっぱなしにせず、高温多湿な場所を避けてください(出典:同上)。
よくある質問(FAQ)
Q1. 疲れていて、その日のうちに全部できないときは?
最低限、クラブをキャディバッグから出して拭くことと、シューズに紙を詰めて陰干しすることだけはやっておきましょう。濡れたまま閉じ込めておく時間が長いほど、サビやカビのリスクが上がります。
Q2. シューズを早く乾かすには?
熱で乾かすのは避け、紙を詰めて吸わせるのが基本です。FootJoyでは、丸めた新聞紙を8〜10時間入れておく方法を紹介しています。続けてラウンドする人は、シューズを2足用意して交互に使うのも一つの方法です。
Q3. レインウェアに防水スプレーをかけてもいい?
メーカーによって答えが違います。洗濯と熱で撥水を回復させ、それでもだめなら撥水剤を使うよう案内するメーカーもあれば、防水スプレーは避けるよう案内するメーカーもあります。洗濯表示とメーカーの案内に従ってください。
まとめ:雨の日の後は「出す・拭く・陰干し」
- 帰る前に、シューズに新聞紙を入れ、乾燥室を活用する(シューズは乾燥室NGのことが多い)
- クラブは全部出して拭き、ヘッドカバーを外して陰干し
- シューズは中敷きを外し、紙を詰めて陰干し。熱で乾かさない
- キャディバッグはポケットを全部開けて湿気を飛ばす
- レインウェアは洗濯表示とメーカーの案内に従う
手入れまでがラウンドです。次の雨に備えて、持ち物は雨の日ゴルフの服装|季節別の選び方と持ち物チェックリストを、雨の中での打ち方は雨の日ゴルフの打ち方とコツもあわせてどうぞ。
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